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多焦点眼内レンズについて|岐阜の岐南眼科

岐阜県羽島郡岐南町下印食1丁目149-2 058-268-2828
多焦点眼内レンズ

多焦点眼内レンズ

多焦点眼内レンズとは

多焦点眼内レンズとは、白内障手術で挿入する人工レンズの一種で、遠くと近くなど複数の距離にピントを合わせやすい特徴があります。
術後のメガネ使用を減らせる可能性がありますが、見え方に慣れが必要な場合や、網膜などに疾患がある場合は適応外となることもあるため、手術前に医師と十分に相談したうえで、選択することが大切です。
ご希望の際は、診察時にお気軽にご相談ください。

多焦点眼内レンズの種類

岐南眼科では、白内障手術の際に使用する眼内レンズとして、多焦点タイプの選択が可能です。
ここでは、単焦点レンズとの違いや、それぞれの特徴・注意点について解説していきます。

単焦点眼内レンズ

単焦点眼内レンズ

単焦点眼内レンズは、ピントが合う距離が一つに限定されるレンズです。
遠く・中間・近くのいずれか、ご自身の生活スタイルに合わせて焦点距離を設定することができます。
例えば遠くにピントを合わせた場合、景色などは鮮明に見える一方で、手元を見る際には眼鏡の使用が必要になることが一般的です。

多焦点眼内レンズ(3焦点タイプ)

多焦点眼内レンズ(3焦点タイプ)

多焦点眼内レンズの中でも、3つの距離にピントを合わせられるタイプです。
遠方・中間・近方のそれぞれに対応しており、日常生活の幅広いシーンで見やすさをサポートします。
たとえば、遠くの景色だけでなく、テレビやパソコン作業、読書やスマートフォン操作まで、さまざまな距離に対応可能です。

メリット

多焦点眼内レンズ(3焦点タイプ)のメリット
  • 幅広い距離に対応

    遠くから手元まで、裸眼で見える範囲が広がります。

  • 眼鏡使用の機会を軽減

    日常生活の多くの場面で、眼鏡に頼らず過ごせる可能性があります。

  • 生活の快適性向上

    仕事や趣味、外出時など、さまざまな場面で視界のストレスが軽減され、活動の幅が広がります。

デメリット・注意点

多焦点眼内レンズ(3焦点タイプ)のデメリット・注意点
  • 光の見え方に違和感が出ることがある

    夜間に光がまぶしく感じることや、光の周囲に輪が見えるなどの症状(グレア・ハロー)が生じる場合があります。
    特に夜間運転時には影響を感じることがあります。

  • 見え方の質に個人差がある

    コントラストが低下し、くっきり見えにくいと感じることがあります。
    また、体質や生活スタイルによっては適さないケースもあります。

トーリック眼内レンズ

トーリック眼内レンズとは、白内障手術の際に挿入する人工レンズの中でも、乱視の矯正に対応したタイプのレンズです。角膜のゆがみによって生じるピントのズレを補正し、よりくっきりとした見え方を目指します。

通常の眼内レンズでは乱視が残る場合がありますが、トーリックレンズを用いることで、術後の視力の質の向上やメガネの使用頻度の軽減が期待できます。
ただし、すべての乱視に適応できるわけではなく、正確な検査とレンズの位置合わせが重要となるため、手術前に医師と十分に相談したうえで選択することが大切です。

岐南眼科の白内障手術について

当院では、これまでに通算3,000件以上の白内障手術に携わってきた経験豊富な医師が執刀しております。
手術は点眼による麻酔を用い、身体への負担を抑えながら、先進的な切開技術を取り入れて短時間で安全に配慮して行います。
術中・術後の不安を軽減できるよう、丁寧な対応を心がけておりますので、初めての方でも安心してご相談いただけます。
白内障手術の詳細については、下記リンクをご確認ください。

また、白内障手術をご検討の際には、事前に詳しい診察を行い、現在の目の状態や生活スタイルなどを踏まえたうえで、手術適応可否を慎重に判断いたします。

手術後の回復期間と注意点

多焦点眼内レンズを用いた、白内障手術後の見え方や回復の経過には個人差がありますが、多くの場合は時間の経過とともに少しずつ安定していきます。
ここでは術後の一般的な経過や日常生活での注意点について、わかりやすくまとめておりますのでご覧ください。

手術直後の見え方

かすみやピントの合いづらさ、色味の見え方の変化(青っぽい・黄色っぽい)を感じることがありますが、多くは自然に落ち着きます

視力の回復目安

数日〜1週間ほどで日常生活に支障のない見え方になることが一般的です

多焦点眼内レンズの特長

遠くから手元まで見えやすくなり、眼鏡の使用が減ることが期待できます

術後の見え方の変化
  • コントラスト低下や、夜間のハロー・グレア(光のにじみ・輪)を感じることがあります
  • 見え方に慣れるまでに数ヶ月かかる場合があります
  • 感じ方や慣れるスピードには個人差があります
術後の過ごし方

点眼薬の使用や、目をこすらないなどの注意が必要です

日常生活

比較的早期に再開可能ですが、職業や生活スタイルによって異なります。
詳細は診察時にご説明いたします。

長期的な注意点

後発白内障や他の眼疾患により視力が低下する可能性があるため、異常時は早めの受診をおすすめいたします。

費用について

多焦点眼内レンズには、「選定療養」の対象となるものがあります。
適用条件やご負担いただく費用、選択できるレンズの種類が異なりますので、詳細については下記をご確認ください。

選定療養

選定療養とは、保険診療を基本としながら、患者様の希望により保険適用外の医療やサービスを追加して受けることができる仕組みです。
通常の診療部分は健康保険が適用されますが、特別な材料や高度な機能を持つ医療機器など、追加で選択した部分については自己負担となります。

当院にて多焦点眼内レンズを用いた白内障手術を行う場合は、選定療養に該当する費用として、通常の診療費とは別途、下記の費用をご負担いただいております。

多焦点眼内レンズの種類 費用
Vivinex ジェメトリック 297,000円
(税込)
Vivinex ジェメトリックプラス 297,000円
(税込)
Vivinex ジェメトリック トーリック 330,000円
(税込)
Vivinex ジェメトリックプラス トーリック 330,000円
(税込)
選定療養についての説明

当院で採用している
選定療養対象の眼内レンズ

Vivinex Gemetric
(ビビネックス ジェメトリック)

当院では、HOYAが開発した3焦点眼内レンズ「Vivinex Gemetric(ビビネックス ジェメトリック)」を採用しています。
白内障手術で使用されるレンズで、遠方・中間・近方の3つの距離にピントが合うよう設計されており、日常生活のさまざまな場面で見やすさが期待できます。

選定療養対象の眼内レンズ「Vivinex Gemetric(ビビネックス ジェメトリック)」

中心部に設けられた光学構造により光を効率的に分配し、遠くの見え方を保ちながら中間距離や手元の視認性にも配慮されています。
また、光のロスを抑えた設計により、コントラスト低下を軽減し、自然な見え方を目指しています。さらに、夜間に起こりやすいハローやグレアといった不快な光の見え方にも配慮されており、暗い環境での視認性にも工夫が施されています。

素材には長期的な安定性に優れた「Vivinex素材」が採用されており、術後の濁りのリスク軽減にもつながります。加えて、乱視に対応したタイプも用意されているため、患者様の目の状態に合わせた選択が可能です。

また、同シリーズには近方の見え方をより重視した「Vivinex Gemetric Plus」もあり、見え方のバランスやライフスタイルに応じて選択することができます。

見え方の幅を広げる
「ペアリング」という選択

当院では、「Vivinex Gemetric」と「Vivinex Gemetric Plus」の2種類を左右の目で使い分ける「ペアリング」という方法にも対応しています。

これは、片眼に遠方を重視したGemetric、もう片眼に近方を重視したGemetric Plusを組み合わせることで、それぞれの特長を活かしながら、遠くから手元までより自然で広い範囲の見え方を目指す治療法です。
日常生活における見え方のバランスを重視したい方や、さまざまな距離に対応したい方に適した選択肢であり、ライフスタイルに合わせた柔軟な見え方の設計が可能です。

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