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学校保健安全委員会で思うこと〜平均値について

院長ブログ

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学校保健安全委員会で思うこと〜平均値について

  • 2019.07.20

    昨日学校医として担当している小学校の学校保健安全委員会に出席しました。

    その会議での資料にいつも疑問を感じています。

    クラスごとの体力テストの結果の平均値、残食率、身長体重の平均値、、、。

    体力テストの結果が良い子がたくさんいると、平均値はその結果に引っ張られて上昇し悪い子の結果が隠れます。

    統計の結果を示すならばその分散や中央値、前年度比なども表示すべきです。

    平均値だけで良し悪しを図ることはとても雑で意義が少ないと感じています。

    ただ集計を取るだけではなく、目標を定め、どれだけ達成したのか、達成させるためにどのような取り組みが必要なのかを考えた上で議論しないと会議の意味がありません。

    なお体力テストの結果が悪い子や、たくさん給食を残す子を重点的にサポートするほうが全体の成績を上げるのに効率が良いと思います。 

    給食について、同じクラスでもものすごく体の大きい子もいれば、小さい子もいるわけで、同じ量を食べさせるのは本来おかしい話です。個々に必要摂取量を変えるべきだと私は思います。

    ただそれよりもっと大切なことはいじめの問題です。先日もいじめを苦に岐阜市の中学生が自殺するという痛ましい事件が起きましたが、体力テスト以前の問題で、いじめを絶対にさせない、すべての生徒が楽しく学校に行けるように話し合える学校保健安全委員会にしたいです。

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