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一人あたりの医療費と寿命について

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一人あたりの医療費と寿命について

  • 2020.01.14

    今日の日経紙面で一人あたりの自治体別医療費ランキングが掲載されていました。一言でまとめると西高東低、すなわち西日本が一人あたりの医療費が高く、東日本が低い結果でした。(長崎市が130万円に対して新潟県十日町市は64万円)気になったため、厚生労働省のホームページから自治体別寿命ランキングを調べました。https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/ckts15/dl/ckts15-04.pdf

    結果は寿命が長い自治体は東京、大阪、神奈川の大都市が上位を占めていました。(神奈川県横浜市 83.3歳)対して寿命が短い自治体は東北地方がほとんど上位を占めておりました。(青森県東津軽郡77.6歳)

    上記から考察すると、都会ほど早期に医療機関へ受診できるため寿命が長く、東北は医療機関が少なく、受診できずに(医療費を使えずに)亡くなるケースが多いのではと私は推察しました。西日本が一人あたりの医療費が高いのにも関わらず寿命が長くないという事実は、寿命を伸ばすことが大きな目標である医療費を効率的に利用していないということであり、限られた医療資源の効率的な配分をするための詳細な分析が必要と思います。

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