中公新書の「宇宙はどこまで行けるか」を読みました。
ケンタウルス座アルファ星が最も地球に近い恒星で距離として4光年。
現在最も早く進むボイジャー1号は秒速17kmで、77000年かかるそうです。
原子力電気推進(NEP)を用いると5000年、反物質推進だと55年で到達可能だそうです。
宇宙エレベーターについても紹介されていました。
人工衛星の位置からケーブルを地球に下ろしてそのケーブルでエレベーターのように登っていくという構想でした。
ケーブルに必要な破断長は5000km。鋼鉄では50kmで破断。ケブラー繊維でも200kmで破断。しかしカーボンナノチューブだと破断長が10000kmと判明したため、実現可能性が出てきたそうです。
エレベーターで宇宙へ旅行できる日がいつか来るかもしれませんね。
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