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色覚異常に対する私の思い

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色覚異常に対する私の思い

  • 2021.06.09

    小学校で色覚検査を行います。

    その結果で異常があると眼科での精密検査を行うこととなります。

    最近何人ものお子さんが色覚異常疑いで当院へ来院されました。

    私は色覚異常が確定したお子さんと親さんに時間をかけて以下のことを話します。

    ・色覚異常は生まれつきである

    ・悪化もしないが改善もしない

    ・遺伝するが患者さんのお子さんは発症しない(お孫さんには発症しうる)

    ・なれない職業がある

    親さんは自分の大切なお子さんが色覚異常と診断されるとショックを受けます。

    そしてなれない職業があることを知り更にショックを受けます。

    でも色覚異常でなれない職業は20種程度です。日本の職業は厚生労働省によると1万7000種です。

    色覚異常で確かに可能性がわずかに狭くなったかもしれませんが、職業選択においては他にもっとずっと大切な因子があります。

    学力、忍耐力、容姿、語学力、器用さ、、、、。

    最も大きな因子は学力です。努力して学力をつけることでたくさんの職業の門が開けます。

    色覚異常なんてくそくらえで、前途有望な未来を切り開いてほしいです。

    ご両親はその手助けをお子さんにしてあげてください。

    私も全力でサポートします。

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