初めてmacを買った時の思い出。
高校生の時パソコンが欲しかったのですが、親に頼んでみたところ、「勉強しなくなる、無駄だ」と言われ(なぜか親戚にも反対され、)買ってもらえませんでした。
(当時はalone in the darkというゲームがやりたかっただけの不純な動機だったので、買っても確かに無駄になっていたと思う)
21年前、私が大学生3年生の時、医学部はmacでしょうと解剖学教室のmacオタクの教官に研究室実習中、毎日洗脳され?、ついにmacを買うことになりました。
パソコンは大須で買うと安いという噂を聞き、それならみんなで買ったらもっと安くなるに違いないとバスケ部とゴルフ部の友人4人を誘い、みんなで車に乗って、わくわくしながら津市から大須商店街へ行きました。
当時、imacはその前衛的なデザインで巷で話題になっていました。その青く透明の光り輝く未来の宇宙船のようなimacを5台ぐらいまとめ買いしました。
店員と一生懸命交渉したのですが、無口でやたらと融通の効かない店員に当たってしまい、全然安くなりませんでした。
せめてなにかおまけを付けてくれと頼み、パソコンカバーとキーボードカバーはなんとかタダでもらいました。
私が買ったimac slot loading は power PC 350 MHzで、OS9.0でした。
このOSがとても厄介で、よくフリーズし困りました。機能拡張がコンフリクトするのが原因でした。新しいソフトを入れると大概止まりました。
(その後OSXになって、フリーズしないことに逆に驚きました。)
「ブラインドタッチができないとまともな医者になれないぞ」という部活の先輩の話を信じ、ブラインドタッチソフトを慌てて買いました。
「北斗の拳、激打」という名前のソフトでした。慌てて買ったためとんでもないソフトでした。
練習する文章が「お前はもう死んでいる」とか、「暗殺拳」、「なんという壮絶な死だ」「ひでぶ」
といった、実際の臨床現場で使ってはならないおかしな文例ばかり打たされました。
変なソフトでしたが意外にハマってブライドタッチは得意になりました。
imacは大学時代ずっと愛用していましたが、6年生ぐらいに最後パソコンに挿入したCDが出てこなくなって壊れました。
それからはmacのノートパソコンを買い続け、mac 一筋ずっと愛用しています。
研究室の先生のおかげで私も立派なmacオタクになりましたが、macに囲まれて楽しく生活できており、先生には感謝しております。
appleを設立し、imac 、iphone、ipadなど数々の発明をしたスティーブジョブズ氏が死去し昨日で10年。
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