今日はついに琵琶湖一周の日でした。
カミハギサイクルが主催する30人程度が参加するイベント。
朝5:20起床。
すぐに着替えて出発地点の長浜豊公園まで車で向かいました。
僕は自転車で60kmまでしか走ったことがなかったので、いきなり琵琶湖一周150km走れるかとても不安で、1週間前からやや憂鬱でした。
7:30集合。気温は7℃ととても寒い日でした。
カミハギサイクルの担当者が、「遅い人は回収車で自転車ごと回収します」と説明されました。回収だけはされたくない。回収されたら恥だ。
下のマイクロバスで回収されるのかな。
とりあえず低血糖と脱水に気をつけろといろんな人から聞いていたので、amazonで口コミが良かった井村屋のスポーツようかんと恵根餅というくるみ餅を大量に持っていきました。
集団走行も初めてで、とりあえず周囲の自転車、車、路面だけを見てひたすらこぎました。
(景色を見る余裕は全く無く、琵琶湖の自然を感じる心の余裕はありませんでした。)
8:40 琵琶湖の北の端ぐらい。とんでもない坂が始まりました。なんで峠越えしてるんだ〜。
10:00 とりあえず琵琶湖の写真を1枚は撮らないとと、信号待ちに撮りました。琵琶湖は砂浜もあって海のようでした。
体のどの部位からやられるのか少し興味がありました。私の場合、心肺ではなく、足首でも手首でもなく、全身の筋肉の中で最も大きく、強力な大腿四頭筋からでした。
70kmほど走ったあたりから、太ももがすごく痛くなりました。力がでない。ベダルを踏めない、、、。時速が26km/hから17km/h程度まで落ちました。
(もともと羊かんなんてたいして好きでもないのに、なんでこんなに大量にもってきてしまったんだ?もう食べ飽きたぞ)
(太ももが悲鳴を上げている、身体が止めろと言っている)
(この150km、絶対身体に悪いんじゃないか?)
(一体なぜ僕はこんな辛いことをしているんだろう。この行為に意味はあるんだろうか?)
(ただベダルをひたすら漕いでいるだけ、別におもしろくもないじゃないか)
(また坂を登るのか〜。琵琶湖は平坦で走りやすいってカミハギサイクルの人言ってたじゃないか〜。道路を削って平にしろ〜)
などだんだん弱気になってきました。
12:00 琵琶湖大橋の手前でお昼休憩になりました。琵琶湖ではカヌーをしていたり、家族で砂遊びをしていたり、とても平和そうでした。
糖質を摂取しないとすぐにエネルギーにならないとの本の教えを守り、カスタードクリームパンとアイスを食べました。
13:00再開。1時間ぐらい休めたので太ももにパワーが戻りました。人間の筋肉ってすごいな。琵琶湖大橋を渡りました。記念撮影をしている人たちがいましたが、僕にはそんな余裕はありませんでした。
のこり30km、彦根に入りました。なぜか彦根市に入ったことに妙に感動しました。
太ももは相変わらず痛いのですが、色んな部位、上腕も足背部も腰も身体中痛くなってきて、太ももの痛みは薄まりました。
のこり10km。最後に気を緩めると失敗するという経験則から、コンビニに寄って、地面に座って井村屋の肉まんとコーヒーを飲みました。
コンビニの駐車場には暴走族のバイクが停車してましたが、暴走族の10代の男の子がスリッパで運転していて、気をつけないと怪我するんじゃないかなあと他人の気遣いをする心の余裕が出ました。
16:08 ついに長浜豊公園に到着しました。
出迎えたカミハギサイクルの人が、「はいもう一周ね!」と冗談を言われ、少し笑えました。
↓証拠写真 148.17km、消費カロリー4451kcal、8時間33分で琵琶湖一周達成しました!
琵琶湖一周の意味、それは達成感、自信でしょうか。限界を試したいという気持ちでしょうか。
終盤に一周してきたことに感動しました。爆発的な感動ではない、じわーっと自然と湧き上がった不思議な感動でした。
この琵琶湖一周はいろいろな人の協力なくしては達成できませんでした。
企画、運営してくれた、カミハギサイクルのスタッフ、ありがとうございました。
最後に朝早起きして、私のおにぎりを作ってくれた娘、朝から琵琶湖まで来てもらい、帰り道車を運転してくれた妻に感謝します。
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