画面サイズの変更

AREDS2の10年追跡結果

インターネット予約
院長ブログ

院長ブログ

AREDS2の10年追跡結果

  • 2021.11.24

    Age-related eye disease study (AREDS)ではビタミンC、ビタミンE、βカロチン、亜鉛、銅のサプリメントにてAMDの進行が抑制されることが示された。

    その後AREDS2ではルテイン、ゼアキサンチン、DHA/EPA追加の有用性が5年にわたり検討された。

    その結果DHA/EPA追加に有用性が無いこと、ルテイン、ゼアキサンチン追加でAMD進行リスクが10%低下すること、βカロチンを除くと更に進行リスクが低下すること(18%低下)が示された。

    また、喫煙者はβカロチンが肺がんリスクを2倍に上昇させた。

    以上より、AREDS2の推奨サプリメントは以下の組み合わせとなった。

    「ビタミンC500mg+ビタミンE400IU+ルテイン10mg+ゼアキサンチン2mg+酸化亜鉛80mg+酸化銅2mg」

    2021年のARVOにてAREDS2の10年目の追跡結果を発表。ルテイン、ゼアキサンチン追加投与例はAMD進行リスクが9%低下していた。βカロチンをルテイン、ゼアキサンチンに置き換えると進行リスクは19%低下した。

    結論 AREDS2サプリメントは10年内服しても継続的に有用である。

    コメント(0)

  • « 前へ院長ブログ一覧次へ »

  • コメントする


    画像の中に見える文字を入力してください。

pagetop