画面サイズの変更

最適な来院間隔とは

インターネット予約
院長ブログ

院長ブログ

最適な来院間隔とは

  • 2021.12.13

    最適な来院間隔は疾患の種類および程度によって様々です。

    不必要に来院させるのは医療費の無駄。逆に来院させないのは合併症を見逃す恐れがあり無責任。

    それぞれの疾患には緊急性やスピードの違いがあるため、的確なフォローアップ間隔を見極めることが眼科医の責任。

    私の基準をざっと以下に列挙します。

    <毎日>

    ・急性緑内障発作

    ・眼内炎

    ・重度角膜感染症

    ・白内障術直後

    ・硝子体手術直後

    <2-3日後>

    ・活動期の流行性角結膜炎

    ・眼圧コントロール不良の緑内障

    <1週間後>

    ・縫合後抜糸のタイミング

    ・眼脂培養、病理の結果判明時期

    ・沈静化しつつある角膜感染症

    ・眼瞼ヘルペス

    ・網膜裂孔のレーザー後

    ・糖尿病網膜症のレーザーの間隔

    <2週間後>

    ・増殖糖尿病網膜症のフォロー

    ・活動期ぶどう膜炎

    <1ヶ月後>

    ・睫毛乱生

    ・緑内障点眼を変更した直後

    ・滲出型加齢黄斑変性の定期検査

    <2-3ヶ月後>

    ・コンタクトレンズの定期検査

    ・白内障定期検査

    ・緑内障定期検査

    ・単純糖尿病網膜症の定期検査

    ・鎮静期ぶどう膜炎

    <6ヶ月後>

    ・網膜症が発症していない糖尿病患者

    <1年後>

    ・白内障手術後1年以上経過した患者

    ・前視野緑内障

    ・弱視治療用メガネの交換

    ・学童期における近視用メガネの交換

    (注)上記のフォローアップ期間はあくまで私の基準であり、各患者さんごとに変わります。また各医師それぞれにおいて基準は異なります。あくまで目安としてください。

    コメント(0)

  • « 前へ院長ブログ一覧次へ »

  • コメントする


    画像の中に見える文字を入力してください。

pagetop