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新聞のダークパターン

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新聞のダークパターン

  • 2022.12.21

    最近英語の勉強に疲れてきたので、イギリスの新聞、Times紙のオンライン会員を解約することにした。

    Timesは世界最古の由緒ある新聞で、中道右派の高級紙だ。

    解約するにあたって、解約ページを探したが、チャットのページと電話番号しか載っていない。

    電話番号は当然イギリスの番号。繫がるわけがない。

    しょうがないからチャットをすることにした。

    夜中にチャットを開くと、イギリス人が天気の話や趣味の話をチャットしてきた。

    本題を事務的に単刀直入に伝える日本と全く異なる文化。

    テニスは楽しいよね〜みたいな話の後、もし購読を続けてくれるなら1年間購読料を激安にするっていう説明をされた。

    頑なに拒否するとクロスワードパズルのページとか面白いんだけど〜もう少し読まないなどと言われ、さらに拒否すると解約完了。

    解約するにも20分ほど時間がかかった。

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    これは典型的な解約ダークパターンの例。

    解約をさせないよう、解約する方法をわざとめんどくさくする。

    そして解約直前に良い条件を出して、(わずかでもいいから)儲けようとする。

    これが公共性や公益性の高いイギリスの名門、Times紙が行っている手法なのか。

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    12月19日、フォートナイトがダークパターンを多用して悪用したため、FTCから700億円の支払いを命じられた。世の中がやっと問題視し、動き始めたのだ。

    悪意あるダークパターンが今後減っていくことを願う。

    まずは新聞、報道機関から変わらないとね。

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