眼科学レビュー2021-2022(総合医学社)に記載されていた最新の近視抑制に対する知見を列挙する。
・屋外活動にて0.15D/year 近視を抑制。とくに1日120分以上が有効
・累進屈折力レンズ(PAL)、代表的なものはMyo Visionであるが、本邦においてランダム化比較試験で有効性を確認できなかった。
・DIMSレンズは2年間のランダム化比較試験で52%の近視進行抑制。(日本未発売)
・SCLのMiSightは59%の近視進行抑制。(日本未発売)
・EDOFデザインのSCLにて24-32%の近視進行抑制(1day pure EDOF seed)
・オルソケラトロジー50%の眼軸長伸長抑制
・0.01%アトロピン、0.025%アトロピン点眼にて50-60%の近視進行抑制
・オルソケラトロジーと低濃度アトロピン点眼で相加効果あり
当院では0.01%アトロピン、0.025%アトロピン、1day pure EDOF を扱っております。
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