手術が決まると、決まった日に採血検査を行います。この術前採血検査では感染症、腎機能、肝機能、胆道系、赤血球、白血球、血小板数などを調べます。
先日当院で手術が決まった男性。
採血結果が2日後に判明、ヘモグロビンが7g/dlという異常低値でした。(正常値は13g/dl程度)
即患者さんに電話をして、同日内科へ紹介。診断は大腸癌による腸閉塞でした。
もちろん手術は中止となりました。
眼科の手術は身体への侵襲がとても小さい短時間の手術ですが、術前の問診や採血検査を決しておろそかにできないと実感した症例でした。
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