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後医は名医

  • 2022.04.18

    今日は多彩な症例が来院した1日でした。


    ・糖尿病網膜症の患者。眼底出血に紛れて視神経乳頭出血が存在。緑内障を疑ってハンフリー視野検査を行ったら正常眼圧緑内障が判明。


    ・3日前に左眼が痛いと来院の患者。充血のみでほとんど所見なく非ステロイド点眼処方。本日更に悪化したと来院。前房フィブリン、角膜デスメ膜皺壁、角膜浮腫、前房細胞多数でぶどう膜炎と診断。


    ・不定愁訴で来院の学生。眼底写真にて上方網膜にNFLDを認め、SSOHと診断。


    ・眼が痛いと来院の女性。問診で手術歴なしとのことでした。上眼瞼を翻転してみると上眼瞼結膜から重瞼手術(埋没法)の糸が露出。これが原因でした。


    ・白内障手術目的で来院の男性。PEを認め、眼圧21。ハンフリー視野検査で偽落屑緑内障と診断。


    色々症例を本日経験しましたが、初診時に診断がつかず、数日たって診断したぶどう膜炎の患者さんは特に印象に残りました。


    "後医は名医"という言葉があります。後から診察する医師は所見がはっきりしていて楽に診断でき、皆名医と言われるという意味です。

    診断が極めて困難な極初期の病気を診断、治療できる名医を目指したいですね。

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