netflixでガタカを20年ぶりぐらいに観た。
1997年の作品。当時大学2年生だったとき、2歳年上の部活の先輩に「今まで観た映画の中で最高だ」と勧められてガタカのVHSをレンタルして観た。
当時ももちろん感動したが、あらためていい映画だと実感した。今回は細部を中心に観た。
まずは、ジュード・ロウとイーサン・ホークの表情が本当にかっこよかった。
刑事役のローレン・ディーンのチェスターフィールドコートが最高にキマっていた。
(チェスターフィールドコートが似合う男になりたい、、)
映画としてのストーリーはサスペンスタッチで完璧な構成で、近未来をうまく再現していた。
電気自動車にapple watch。1997年に現代を予見していた映画だ。
面白いのは近未来が舞台なのにミッドセンチュリーの家具や建物で映画が構成されていたこと。
僕の好きなミース・ファン・デル・ローエのバルセロナチェアが主人公の家に置いてあったり、ヒロインの家はル・コルビジェのサヴォア邸にそっくりだった。
ミッドセンチュリーデザインは1950年頃に流行した建築や家具。それが近未来という舞台にぴったりなのは、いかにミッドセンチュリーの巨匠達が時代の最先端を行っていたかという証明なる。
岐南眼科にも待合室や検査室にイームズのエッフェルチェアや、ヴァーナー・パントンのパントンチェアなどミッドセンチュリーのテイストを色々取り入れている。
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