子供の霰粒腫は保存的治療でなかなか治らない場合があります。
ある程度までなら治る可能性がありますが、大きくなった場合は手術をすべきです。
小学生低学年ぐらいまでなら看護師3人がかりで毛布でぐるぐる巻きにして上から看護師が乗って暴れないようにして、切開します。
えいひを使った掻爬も行いますが、時間がかかるのと、完全に取り切れないため、切開後徒手的に摘出します。
時間は5分程度です。
今日も他県から当院へわざわざ来院してくれました。
2歳のお子さんでしたが即座に点眼麻酔で切開しました。
すごい大きさの霰粒腫が摘出され、やはり、切開しない限り治らないと確信したところです。
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