"投資思考" 野原秀介著 実業之日本社 を読んだ。
ゴールドマン・サックス出身の著者。
入社試験のエピソードが面白かった。以下の文章が面接官からの質問。
「今からあなたと私がゲームをします。この丸いコースターが無限にあると仮定して、それをあなたと私で交互に置いていきます。ただし、それぞれが重なることがないように置かなくてはいけません。ゲームの勝敗はこれ以上テーブルの上にコースターが乗らなくなったときに決し、先に置けなくなったほうが負けです。必勝法は?」
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とても論理性やIQが試される問題だ。答えはネタバレになるから控えるが、さすがゴールドマン・サックスだ。
以下心に残った箇所を列挙。
・ゴールドマン・サックスの社訓、、「我々は、顧客にとっての利益を常に最優先する」
・常にExitシナリオからすべてを組み立てる
・流動性が高いというそれ自体に価値がある
・正面から求めるものを伝える
・クライアントとの関係性、、まず自分が相手のファンになること
・人間関係は最も平凡で、最も堅牢な競合優位性だ
・選択肢がない状況に自分を追い込まない
本の内容は特に社会人になりたての20代がもっとも学べそうな内容だったが、40代の私でも楽しんで読めた。
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