今日の夜は岐阜県眼科談話会で、前久保先生の神経眼科の講演を視聴した。以下ポイントをまとめた。
複視の診断はMaddox rod が有効
複視にふらつきを伴う→緊急
外転神経麻痺+顔面神経麻痺→橋の異常
外転神経麻痺、、、CCFの可能性
外転神経麻痺+両側乳頭浮腫→うっ血乳頭
外転神経麻痺+片側乳頭浮腫→眼科先端部症候群
小児の外転神経麻痺は脳幹腫瘍の可能性
動眼神経麻痺は動脈瘤が原因のことが多いので、緊急。(50歳以上で26%)
3w以内に30%破裂
Horner症候群は縮瞳
重症筋無力症は神経支配に一致しない眼球運動障害+眼瞼下垂
重症筋無力症は、眼瞼をアイスパックで5分冷却し、2mm以上の挙上または眼球運動の改善で陽性
全眼球筋萎縮→筋ジストロフィー症
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複視は命に関わる疾患も隠れている。
重要な所見である事を肝に銘じて、診療にのぞみたい。
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