昨日は昼休みに大学時代の同級生に会った。M君。
記憶力が並外れて優れている秀才だった。
たしか、医師国家試験の勉強を大学6年生の秋から始めて、最高得点で国家試験に合格した男。
20年ぶりの再会。
彼は総合病院の小児科部長になっていた。
僕は研修医時代、県病院の小児科を研修し、かわいい子供たちを診察する素敵な今村先生を後ろで見学し、子供も大好きだし、サーフローを入れるのが上手いと褒められたし、小児科医になろうかちょっと迷った時があった。
でも入院している小児の重症患者の死に向き合うことができず、死なない科がいい、って眼科を選んだ。
だから重症な小児患者に毎日向き合うM君を心から尊敬する。
僕は代わりに眼科医として小児の眼科疾患に真摯に向き合い、最善の治療をする。M君に負けないように。
来月、M君と美味しい鰻を一緒に食べることになった。今から楽しみだ。
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