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第8回近視研究会学術集会

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第8回近視研究会学術集会

  • 2023.11.05

    第8回近視研究会学術集会にwebで参加した。

    心に残った内容を列挙する。

    ・2020年の近視有病率は6歳19.4%,12歳72.1%。

    ・8歳ごろから女子の有病率が男子を上回っている。

    ・近視発症は若年化傾向。

    ・2020年までに近視に関係する遺伝子異常は438個見つかっている。

    ・最強度近視や病的近視は世代よらず頻度は安定。近視の遺伝的リスクスコアはむしろ低い。

    →通常の近視リスクとは別のトリガーや稀な遺伝子が関与しているのではないか。

    ・CCDC102B遺伝子異常は病的近視のリスク増大。

    ・近視進行のピークは男女とも8歳からの5年間。

    ・20代後半に近視進行は臨床的に停止。

    <近視危険因子>

    オッズ比が高い順に並べてみる。

    東アジア人(vs白人) OR=11.0

    両親のいずれかが近視 OR=2.7

    読書距離30cm未満 OR=2.5

    読書30分以上 OR=1.5

    女性  OR=1.4

    親が大学卒業以上 OR=1.3

    野外活動 数時間 OR=0.97

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