落合陽一は"ニーチェを読まない人とは会話しない"と父親に言われて育ったそうだ。
そこで、私も読まなきゃいけないと、
とニーチェの代表作、"ツァラツゥストラはこう言った"岩波文庫
を先週図書館で借りてきた。
50ページぐらい読んでみた。
散文的できわめて読みにくい。
これは苦痛。疲れる。
大まかな大意を掴むため、
講談社まんが学術文庫の"ツァラツゥストラはかく語りき"を購入して読んでみた。
ニーチェの思想をサッカー少年の成長というモチーフで説明するとても軽快な漫画だった。
大雑把に内容を概説すると、、
ニーチェは、キリスト教のような今我慢すれば天国へ行けるという思想や神の存在を否定。
ほどほどに生きればいいというニヒリズムを否定。
自分が本当にしたいこと、本当になりたいことに全身全霊を捧げることで超人になれるとニーチェは考えた。
動物にとってあきらめは即、死につながる。
人間はあきらめても生きていける社会を作った。
楽をして生きることばかりを考えて生きている人間を末人と呼び、成れの果てと考えた。
ラクダのように重荷をいとわず、
獅子のように意思を開放し、
幼子のようにあらゆる瞬間を楽しむ。
これこそ人間が目標とする超人だと。
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とても清々しくて気持ちが良い思想だ。
この漫画はストーリーが良くできていて、最後にすこしうるっときた。
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岩波文庫のニーチェ。頑張って読もうかな。
落合陽一はこの本はいつもカバンに入れているって。
ずっと持ち歩きたくなる本ってこの世にあるんだね。
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