2024年6月に眼科専門医試験が行われた。
今回の受験者は353人で合格者は311人。
合格率は88.1%だった。
合格率は私が受験した15年前が60%だったので随分上昇していた。
筆記試験は150問、翌日が口頭試問だ。
口頭試問は、
「白内障手術中に後嚢が破損し、水晶体核が硝子体腔に落下しました。硝子体手術をする医師がいないため閉創して手術を終了しました。患者本人と家族に対して、現状と今後の方針について説明してください。」
という問題。
実際に日頃から手術を行っていないと、すらすら答えられないだろう。良問だ。
眼科専門医になるのは、まず受験資格を得るために論文を書いたり学会発表したり、手術件数を満たしたり大変。
患者さんはぜひ眼科専門医を病院選びの参考にしてほしい。
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