院長ブログ
12月28日土曜日今年の最終診察日となりました。今年もたくさんのご来院ありがとうございました。おかげさまで来院患者数、手術件数共に増えました。来年も最新の知識をどんどん取り入れて診療に還元したいと思っています。皆様が来年も良い年でありますように。
この本は慶応大学眼科の坪田一男先生が執筆された本ですが、今日1時間ぐらいかけて読みました。 主な筆者の主張は380nmのバイオレットライトは近視を抑制するというものでした。380nmのバイオレットライトを浴びつつ、眼に有害である360nm以下の紫外光は浴びないように心がけてくださいとのことでした。 …>>続きを読む
本日新しい緑内障点眼薬であるアイベータの院内勉強会を行いました。 アイベータはブリモニジンとチモロールを混ぜた配合剤になります。 ブリモニジンは網膜細胞の細胞死シグナルを抑制して網膜細胞を保護するということで大変興味深い説明会でした。 早速本日当院で採用することとしました。 緑内障の点眼薬は種類が多…>>続きを読む
今日は今年最後の手術日でした。今年も術中合併症0件(破嚢、核落下など)で終えることができました。 今年白内障手術件数は年間300件を超えました。
2020年4月から多焦点眼内レンズが選定療養になると決まったそうです。 先進医療制度の多焦点眼内レンズは今後保険診療+差額眼内レンズ代(自費)となるようです。 差額眼内レンズ代がいくらになるかは未定です。 レンティスコンフォートのような追加自費負担がなく保険診療内でできる多焦点眼内レンズが今後増えて…>>続きを読む
ここ数週間ものもらいの患者さんが増えています。 ものもらいとは正式名称は麦粒腫といいます。まぶたにある脂の出口から細菌が感染して発症します。初期には点眼と軟膏ですぐ治癒しますが、ほかっておくと膿を出すために針で刺したり、切ったりする場合があります。したがって早めに眼科受診が望ましいでしょう。…>>続きを読む
当院の傾向として、木曜日と金曜日が他の曜日より空いています。ご都合がよろしければご来院ください。
昨日の眼瞼下垂症手術は片眼7分35秒で手術を終了しました。最短記録です。 ここ1年手術針の動かし方、縫い方を研究し続けた結果です。決して手術時間を競うわけではありませんが、誇らしい記録だと思います。
アレルギー性結膜炎の新しい点眼薬、アレジオンLXを採用いたしました。 アレルギー性結膜炎(花粉症)の点眼薬はほぼすべて1日4回ですが、この点眼薬は1日2回と回数が少なく、忙しいビジネスマンや学校で点眼するのが難しい、学生、幼稚園児などにとりわけ有用かと思われます。ただこの点眼薬は1本356点(3割負…>>続きを読む
はやり目(流行性角結膜炎)の迅速診断キットを変更しました。 以前は結膜を綿棒でこすって診断していたため、やや痛みがありましたが、今回涙液を紙で吸って診断するキットに変更しました。 診断に7分を要しますが、痛みがない分患者さんの負担軽減につながると考えています。…>>続きを読む