「聖の青春」を読みました。
将棋棋士村山聖の29歳の生涯を描いたノンフィクション小説です。
彼はネフローゼ症候群と膀胱癌に侵されながらも名人のタイトルを取るため一局一局まさに命をかけて挑み続けました。
彼の純粋無垢な人柄、達観した人生観、並外れた精神力と集中力に感銘を受けました。
彼を支えた師匠の森信雄さんの弟子を愛する行動は胸を打ちました。
プロ棋士としての誇り、自分を極限まで追い込んで勝負にすべてをかける村山聖さん、生き方がカッコよすぎです。
平成10年8月8日病院のベッドで意識が遠のく中「2七銀」とつぶやき命を完全燃焼し亡くなられました。
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