話題になっている「FIRE最強の早期リタイヤ術」ダイヤモンド社 クリスティ・シェン著 を読みました。
要約すると、、
1.資産の全額をインデックスファンド(またはETF)に投資
2.退職後の生活費の25倍の資産があれば95%の確率で生涯資産は底をつかないので、その額を貯める。
3.底をつく5%の可能性は退職時から下落相場が始まるシークエンスオブリターンリスク。
4.それに備えるため、退職後5年間資産を売却しなくて済むだけの現金クッションと利回りシールドを用意する。
5.利回りシールドは一時的に高配当株に置き換えておき、配当金を手元にプールするもの。
6.現金クッション+利回りシールドが5年分の生活費になるようにする。
本文はとても理論的で面白かったのですが、著者の早期リタイヤの理由が「仕事が嫌だったから」というのはひっかかりました。
幸い僕は仕事が好きなので全く早期リタイヤする気はありません。
仮に働き盛りの30代に早期リタイヤし、社会において必要とされなくなった自分の人生にどれほど価値があるのでしょうか?
FIRE(financial independence retire early)の考え方にはあまり賛同できませんが、投資本としては魅力ある本でした。
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