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76回臨床眼科学会web講演会

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76回臨床眼科学会web講演会

  • 2022.11.05

    臨床眼科学会で学んだことを列挙してみた。

    <眼内レンズの透明性が最も大事> 宮田和典先生

    ・IOLシャープエッジが後発白内障に大切。

    ・支持部接合部もシャープエッジを。

    ・グリスニングは水疱。低含水率の疎水性アクリルで温度変化により発生しやすい。以前のアルコン製で多かった。含水率0.1-0.5%

    HEMAを入れたclareonではグリスニング減った。

    表面散乱はアクリソフのj-codeで発生。

    経年的に増加。cast-mold 製法による。

    a-codeで改善。

    カルシウム沈着ハイドロビューによる。

    親水性アクリルのシリコンオイルやガスによる2次性発症が報告。

    レンティスでも報告あり。

    <遺伝子治療> 西口教授

    アデノ随伴ウイルス(AAV)で遺伝子を導入する治療がhot.

    レーバー先天盲に有効。100倍網膜感度up

    luxturna として臨床応用。

    RPGR網膜色素変性のAAV遺伝子治療は第三相試験で失敗。

    網膜色素変性は1−2年では結果をなかなか出せない。治療効果の証明が難しい。

    90人ほどの被験者が必要。

    AAVは小さな遺伝子異常しか直せない。

    ゲノム編集遺伝子治療が必要。

    小さい変異は遺伝子補充療法

    フレームシフト変異はreframe editing

    イントロン変異はMMEJ-H編集 

    それ以外はMMEJ編集 という治療戦略。

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