私は2.75mmの角膜切開で白内障手術を通常行っているが、ここ1ヶ月間2.4mmの角膜切開で白内障手術を行った。
それぞれ比較する。
<2.75mm切開>
・フェイコ、I/Aの出し入れが楽
・IOL挿入が楽
・創口熱傷のリスクが低い
・白内障破砕効率が良い
・角膜乱視が惹起
<2.4mm切開>
・角膜乱視が少ない
・IOL挿入がギリギリ。(N4-18YGはクレセントナイフで広げる必要あり)
・創口熱傷の可能性あり
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
それぞれにメリット・デメリットがあるため、一概に傷口が小さければ良いとも言えない。
総合的に勘案し、来年の新しい白内障器械導入に合わせて2.4mm切開に変更をしようと考えている。
コメントする