緑内障と高眼圧症に対する初期治療として点眼をするかSLT治療をするかをRCTにて解析した研究がLiGHT study。
588眼を点眼群、590眼をSLT群に分けて平均4年間以上追跡し解析した、大規模で信頼性の高い研究だ。
Lancet で2019年に発表され、その後Ophthalmology 2020にて解析された。
下のfigureはハンフリー視野検査でtotal deviationの進行スピードをヒストグラムにしたもの。
点眼群は4人に1人が-0.5dB/year以上進行していたのに対し、SLT群は進行したのは6人に1人だった。
この結果から、緑内障や高眼圧症と診断された段階で第一選択としてSLT治療をすることは十分検討すべきという結論であった。
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