"オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る" プレジデント社 を読んだ。
14歳で中学を中退し、独学でプログラミングを学び、15歳で、起業、出版社を立ち上げた。
18歳でシリコンバレーでソフトウェア会社を立ち上げ、33歳で引退。
アップルなどのデジタル顧問を勤め、35歳、台湾の内閣に入閣。
マスク配分のアプリを開発して、台湾を新型コロナから救った。
その若き天才は、若者が積極的に政治に参加することの大切さを訴えていた。
社会的弱者も包み込むような(インクルージョン)優しい社会をつくりたいと願うオードリー。
交換モデルXと呼ばれる、「見知らぬ人と見返りの関係にならずに交換できる」価値観の世界を目指していた。
民主主義の発展をさせるため、「いかにして人が寄り添うものにしていくか」を考え、それには自らの美的感覚が大切だと説く一節には納得した。
日本人の武士道に通じる考え方。
私は一眼科医だが、大局観を持って寄り添える医師になっていきたい。
今後の彼の動向に注目だ。
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