画面サイズの変更

ブルーライトカット眼鏡に反対

院長ブログ

院長ブログ

ブルーライトカット眼鏡に反対

  • 2023.07.15

    令和3年4月14日に日本眼科学会が小児のブルーライトカット眼鏡装用に対する慎重意見を述べています。

    以下抜粋

    ・デジタル端末の液晶から発せられるブルーライトは曇天や窓越しの自然光よりも少なく、網膜に障害を生じることはないレベルで、いたずらに恐れる必要はない。

    ・一定量太陽光を浴びないと近視進行のリスクが高まる。

    ・AJOのランダム化比較試験で、ブルーライトカット眼鏡に眼精疲労を軽減する効果が全くないと報告。

    ・体内時計を考慮した場合、就寝前ならともかく、日中にブルーライトカット眼鏡をあえて装用する有効性は根拠に欠ける。

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    私自身の考えとして更に付け足すと、ブルーライトカット眼鏡によって正確な色が見えなくなります。

    美術作品の鑑賞やカメラ撮影といった趣味、眼科医ならば眼底写真の読影や手術に影響を与えます。

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    いたずらに不安を煽り、高い眼鏡を買わせる眼鏡店のやり方は問題です。

    レンズは透明が最良に決まっています。

    コメント(0)

  • « 前へ院長ブログ一覧次へ »

  • コメントする


    画像の中に見える文字を入力してください。

pagetop