"1人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学" cis著 角川書店 を読んだ。
このcisという人物、1979年3月生まれ。私と同い年。
株で230億円の資産を築いた、生きる伝説個人トレーダーだ。
このcisさんは、小学生の頃から天才的な商才を持っていた。
駄菓子屋でくじ付きお菓子のどれが当たりかを大量に買って調べ、当たりの出る法則を見つけた。
そしてその当たりのお菓子を友人に転売。
おもちゃの紙幣の裏に自分のサインを書いて、それを周りの子供に流通させた。
その紙幣で自宅のテレビゲームをする権利、市販の文房具やお菓子と交換できる仕組みを作って儲けた。
その1年後、紙幣を流通させすぎて、紙幣の価値が下がり、インフレになってシステムが破綻。小学生で経済の仕組みを身をもって学んだという。
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高一になり、パチンコにハマった。
当たる台を見極め、その台に人を何人も日当1万で打たせる、というパチンコの元締めをして、20歳で2000万まで貯めた。
その後競馬を様々な角度から分析。しかし1000万円溶かし、株を始める。
サラリーマンをしながら、毎日デイトレードをこなす。
資産が6000万になって会社を辞め、専業トレーダーに。
その後色々あって、最終的に230億円になった。
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色々と彼の投資哲学が書かれていたので抜き出してみた。
・上がり続ける株は上がり、下がり続ける株は下がる。
・株は大数の法則が当てはまらない。
・押し目買いは最悪。
・迅速に損切りする。
・不動産投資は面倒くさいだけ。やめた方がいい。
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本を読んで感じたのは、彼はまさに天才だということ。
それは学力とは違う、胆力や瞬発力、世の中の動きの先を見る先見性といった能力だ。
素顔も本名も公開されていない、cisという人物。
いつか素顔を見せてほしい。
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