求心性視野狭窄とは、周辺部の視野が欠けている状態です。
主な原因として心因性視力障害が挙げられます。
これは主に小学生高学年の女子に多い疾患です。
ストレスが原因となって、矯正不能の中程度視力低下と求心性視野狭窄を自覚します。
しかし検査をしても器質的な異常は見られず、ストレス反応の一種だと考えられています。
人はストレスを強く受けた時、精神的な反応を起こす場合と身体的な反応を起こす場合があります。
身体的なストレス反応にはチック、爪を噛む、貧乏ゆすり、髪の毛を触る、胃が痛くなる、頭痛、脈が速くなる、息苦しくなるなど多彩な症状が挙げられますが、その一つが視野狭窄です。
わかりやすい例として、あなたが壇上でたくさんの人の前で話す場面を想像します。緊張して視界の周辺が見えなくなっているのを自覚すると思います。これが求心性視野狭窄です。
この状態が常に続いている状態が心因性視力障害と考えれば理解しやすいかもしれません。
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