先日タイヤ交換のために外資系ディーラーへ行った。
タイヤ交換の待ち時間、iPadで雑誌でも読んで待ってようとしていたら、担当のTさんがやってきた。
「最近困ってるんですよ〜。車売りづらくて」
話の内容はこうだ。
電気自動車の下取り価格が悪すぎる。
1400万円のフラッグシップ電気自動車がたった2年で買い取り価格400万しかつかない。
電気自動車を買ったお客さんがみんな怒っている。
数年後文句を言われるのが眼に見えているのに電気自動車を売れない。
でも日本に何百台も輸入されちゃってるから今ある国内在庫を売らざるを得ない。
電気自動車はカタログ走行距離より大幅に実際は短い。
しかも高速道路の急速充電は30分制限。100kmぐらいしか航続距離が伸びない。
要するに遠出できない車。
そこにトヨタが2027年全固体電池を量産化する目処がついたと発表。
10分の充電で1000km走れる夢の電池。
これが本当に普及したら、今走っている電気自動車は陳腐化し、すべて価値が0になる。
3-4年後のことを考えると恐ろしい。
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なるほど全固体電池発表のインパクトはこれほど凄いことなのね。
今我々がすべき選択肢はおそらく以下の通りだろう。
・電気自動車はここ3-4年買わないこと。
・今電気自動車を乗っていたら早急に売ってガソリン車かディーゼル車を買うこと。
今朝もニュースで中国の至る所で電気自動車が広場に大量に捨てられているって話を見た。
電気自動車を買っても全くエコではない。
むしろガソリン車を長く大事に乗ったほうがよほど環境負荷が少ないだろう。
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