かぶると透明になる透明マントが5年前に実用化された。
軍事用に開発されたそうだが、一部は民間にも販売されている。
小さいものはinvisible shield として1万円ぐらいで売っていた。
https://www.indiegogo.com/projects/invisibility-shield-2-0#/
原理は表面にかまぼこ型のレンズが敷き詰められており、正面からの光を左右に振り分けることで中心にいる物体を見えなくするそうだ。
おそらく全方位から消すことは難しいと思われるが、正面から見えなくなるだけでも十分驚く。
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この記事を読んで思い出したのはdolby。アメリカの音響会社だ。
学生時代、映画にハマっていて、スピーカーをワンルームアパートにたくさん並べた。
ドルビープロロジック2が搭載されたアンプを安く買って、映画を観たら、ヘリコプターが後方頭上で飛んでいるのがわかった。立体音響だ。
でも中央から少しずれると立体にならない。
当時は2chの音源を仮想的に立体音場に変換していたからだ。
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一時期はやった3Dテレビも同じ。正面から観ないと立体に見えない。
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しかしこの弱点はなくなりつつある。
立体音響においてはbluray、そしてultra-HD blurayが発明され、dolby atmos が開発された。
最初から5.1ch以上の大量の音源情報が入っているから部屋全体で立体が再現できるのだ。
大容量の情報がリアルタイムで入力されれば広範囲で3D映像・立体音響が可能になる。
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さて、ダッシュボードを光学迷彩で透明にした車が京セラから発表された。
車の死角となる範囲を映像として投影し、安全性を高めているのだ。
不要な物体を透明化する。
見たいものを空間に出現させる。
聴きたい音を立体的に出現させる。
そんな未来が今後出現する。
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