画面サイズの変更

"東大病院をやめて埼玉で開業医になった僕が世界を目指してAIスタートアップを立ち上げた話"を読んだ

院長ブログ

院長ブログ

  • ホーム
  • 院長ブログ
  • "東大病院をやめて埼玉で開業医になった僕が世界を目指してAIスタートアップを立ち上げた話"を読んだ

"東大病院をやめて埼玉で開業医になった僕が世界を目指してAIスタートアップを立ち上げた話"を読んだ

  • 2024.08.28

    "東大病院をやめて埼玉で開業医になった僕が世界を目指してAIスタートアップを立ち上げた話" 多田智裕著 東洋経済

    を読んだ。

    それにしても題名が長い。

    内容の大半は自分の生い立ちから起業するまでを記録したもの。

    起業内容は、内視鏡検査において、AIで胃がんかどうか診断をする技術のサブスク販売。

    平素な文章だったのですぐ読めた。

    気になった箇所を列挙

    ・灘高校は170人のうち半数が東大へ行く。

    ・著者の学年で、東大理3に16人全員合格した。

    ・担任の先生は中高6年間同じ。卒業したら先生は1年休暇をとり、再び中1を受け持つという制度。

    ・最初の運転資金2億4000万は2年弱で消えた。

    ・個人保証無しで、AIスタートアップに100億円以上投資を受けた。

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    まず成功するかわからない事業に100億円も他人から投資してもらうなんてすごい胆力だと思う。

    自己資金をほぼ入れていないから、いつ投資家に乗っ取られてもおかしくない。

    基本的にスタートアップは赤字垂れ流し起業なので、いつ潰れてもおかしくない。

    強い競合他社がいきなり現れるかもしれない。

    ものすごくリスキーで脆弱な会社。

    僕だったら、システムを大企業に売って終わりにするだろうな。

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    それにしても読影、診断をAIがすべて行うようになったら、

    放射線科医や病理医などは真っ先に不要になっていくだろう。

    リストラされたたくさんの医師たちの運命はどうなるのだろう。

    また、AIの誤診は誰の責任になるのだろうか。

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    いずれはAIが診断、治療する時代が来る。

    医師は自宅でモニタを見ながら、AIの方針に承認ボタンを押すだけになっちゃうのだろうか。

    仮にそんな、ドライで冷たい世の中になったとしても、

    医師と患者さんとの直接的な温かいコミュニケーションを大切にしたいって思う。

    東大.jpeg

    コメント(0)

  • « 前へ院長ブログ一覧次へ »

  • コメントする


    画像の中に見える文字を入力してください。

pagetop