“財布でひも解く江戸あんない” 誠文堂新光社 いずみ朔庵 著 を読んだ。
歴史の本をたまに読んでいるが、いつもわからないのが貨幣価値。
この本が面白いのは読者が江戸にタイムスリップして、長屋にホームステイしたり日本橋でショッピングしたりと江戸の暮らしを再現しつつ、お金のやり取りをうまく組み込んでいるところ。
江戸時代の貨幣価値がよくわかった。
江戸時代の貨幣制度がわかりにくいのは、金と銀と文銭という3種類が同時に使われているところだった。
参考までに換算表を記載しておく。
小判1枚=1両=2分金2枚=1朱金16枚=1朱銀16枚=天保銭40枚=1文銭4000枚
小判1枚=10万円(江戸中期)→8万円(江戸後期)→5万円(幕末)
1文銭=25円(江戸中期)→20円(江戸後期)→7円(幕末)
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