緑内障患者を初診時からSLTを行う群と点眼薬治療を行う群に分けてランダム化比較試験を行ったLiGHT study。
治験参加者692人のうち、633人が延長試験に参加し、6年間の試験を完了した。
SLT群ではGlaucoma Symptom Scaleが点眼薬群に比し良好であった。
SLT群では69.8%が目標眼圧内に収まり、薬物治療、外科治療が不要であった。
疾患の進行がみられた眼は点眼薬群のほうが多かった。(26.8%vs19.6% p=0.006)
<結論>
SLTは安全な治療法であり、初めから点眼薬治療を行うよりも良好な長期疾患コントロールが得られ、緑内障や白内障手術の必要性が減少する。
(Ophthalmology 2023,130:139-151)
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