今日はプロカメラマンに2時間、Lightroomのレッスンをしてもらった。
合間の時間にプロカメラマンと最近のSNS画像について対談した。
私:「インスタで1Xなどコンテストサイトの写真がやたら出てくるんですが、ああいった画像、プロの目線からどう思われますか?」
プロカメラマン:「インスタってばえるって言うじゃないですか。その域を出ていないんじゃないかと。 素人からみるとワーすごいねって写真だけどちょっと盛りすぎじゃないって考えます。」
私:「どこまで作りまくってんの、どこから現実なのって思っちゃうんですよね」
プロカメラマン:「価値観が問われる時代かなと。冷めた目線で見てます。」
私:「こんな写真がほんとに評価されるのかなって」
プロカメラマン:「インスタってスマホで見るものだから、そうせざるを得ないのかも。でもその写真を大きくプリントして壁に飾ったら、すごく息苦しく感じると思います。飽きられますよね。」
私:「先生の価値観がそういうふうで良かったです。私も同感です。ありがとうございました。」
↑ 1Xjapanのインスタ画像の例。
こんな過剰に画像加工し、合成しまくった写真が果たして本当に良い作品と言えるのだろうか。
見る側も眼を肥やし、もっと批判的であるべきだ。
写真の力は虚構ではなく、現実の中にこそ宿る。
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