最近、日本の法律の厳罰化が進んでいる。
以下具体例を挙げてみる。
1. 自転車運転に関する道路交通法の改正(2024年11月施行)
自転車の「ながら運転」や酒気帯び運転に対する罰則が強化された。
2. 侮辱罪の厳罰化(2022年)
インターネット上での誹謗中傷対策として、刑法の侮辱罪に懲役刑が導入された。
3. 動物愛護法の改正(2019年)
動物虐待に対する罰則が強化され、殺傷罪の罰則が「5年以下の懲役または100万円以下の罰金」に引き上げられた。
挙げればキリがないぐらいたくさんの法律が厳罰化されている。
それに対して、軽罰化なんてことは全く聞いたことがない。
これってものすごく不均衡じゃないか?
厳罰化を一部の人が求め、それをマスコミが煽って成立させる。
結果としてどんどん国民の権利が損なわれていく事になることを認識しているのだろうか。
そもそも厳罰化する事で犯罪が減少するという因果関係を証明することは非常に困難だ。
罰を与えるのではなく、罪を犯さないようにナッジしたり、インセンティブを与えたり、予防させたりする発想はないのか。
例えば中高生の犯罪が多いのであれば、全員強制的に体育会系の部活に入部させる。そうすれば毎日へとへとで夜悪事を働くパワーもなくぐっすり寝れる。
礼儀や挨拶も身につく。
最高の解決策だと思うんだが。
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