休みを利用して福井県の永平寺へ行きました。永平寺は曹洞宗の総本山で、世界中の禅に憧れる人を惹きつけてやまない場所と聞きます。
永平寺は岐阜から車で2時間半ぐらい、雪が残っている山中にありました。
道路沿いの自動発券機で参拝料のチケットを事前に買いました。
お寺は思った以上に広く、回廊が長く、階段の多い特殊な構造になっていました。
禅修行はとても厳しく、起床時間4時、洗顔する水の量、洗顔の方法、などすべての生活の方法が決まっており、就寝時間21時、寝る姿勢まで決まっているそうです。
生活のすべてにおいて決まりを作っており、それを忠実に無心に実行することで心が穏やかになるという修行なのだそうです。
生活すべてを規定する→無心になれる→心の平穏 という思考経路はとても興味深く感じました。
そういえば小さい頃祖父に習っていた茶道も所作すべてを規定することで心の平穏を目的にしていたことを思い出しました。
日常に一部取り入れるとより穏やかで豊かな生活が送れるかもしれません。
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