今日学校検診の帰り道にタムタムに行ってプラモデルを買ってきました。
RX-7とFairlady Zです。1990年頃の名車です。
高校生の時、RX-7とFairlady Zを雑誌で見て、あんな格好いい形がこの世にあるのかと思いました。
高校3年生の時、現役で医学部に受かったら車を買ってあげると祖母に言われて、車乗りたさに受験勉強を頑張りました。
そして晴れて現役合格できたので1年生の夏、中古のFairladyZを祖母に買ってもらいました。
予算の都合、買ったときから9年落ちのボロ車でした。それでも1年楽しく車に乗りました。
運命の日が来たのは同級生の田中君と2人で福井へ寿司を食べに行った帰り道でした。
1貫2500円の大トロを食べ、1泊3000円の広間にリクライニングチェアしかない簡易宿泊施設に泊まった珍道中でした。
その帰り道、東海北陸自動車道のトンネルを抜けたあと、突然ドーンという音がフロントから聞こえ、車のすべての警告ランプが点灯しました。
そして車から煙が出て、車外へ出ました。JAFに電話をするため生まれてはじめて高速道路を歩きました。
車はオーディオの音楽だけが流れていました。ジャミロクワイでした。
友人はサッカー部の練習があって、遅れると先輩に叱られるとかで電車で先に帰り、僕は1人レッカー車で近くの日産の店に連れて行かれました。
メカニックの人にエンジンブロックが割れている。廃車だねと言われました。
その後はショックすぎて覚えてません。ただレッカー車の車内でJAFの人に死ななくてよかったねと言われたことだけ記憶しています。
大学生の苦い思い出です。
そんな思いを噛み締めながらプラモデルを作ろうかなと買ったんですが、最近は忙しすぎてそんな時間がない事に家に帰ってから気が付きました。
また乗りたいな。
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