ある雑誌にSteve Jobsの名言集が紹介されていた。
"I'm convinced that about half of what separates successfull entrepreneurs from the non-successful ones is pure perseverance"
(成功する起業家と成功しない起業家の違いの半分は純粋な忍耐力であると確信している)
"If today were the last day of my life,
would I want to do what I am about to do today?
And whenever the answer has been NO for too many days in a row, I know I need to change something."
(もし今日が人生最後の日だとしたら、いまやろうとしていることは本当に自分のやりたいことだろうか?この問いにいいえが何日も続くようなら何かを変えなければならない。)
"Remembering that you are going to die is the best way I know to avoid the trap of thinking you have something to lose"
(いつか死ぬということを覚えておくことは失うことを考えてしまう罠を避ける最良の方法だ)
"I'm very big believer in equal opportunity as opposed to equal outcome."
(結果の平等はともかくとして、挑戦する機会は平等である事を強く信じている)
大切なことは忍耐力であるとはっきり明言していることに注目したい。
彼は禅を愛していた。一日一日を悔いなく生きるという思想はまさに禅の教えであり、朝に道を聞かば夕に死すとも可なりと説いた論語にも通じる。
死ぬことを忘れるなという言葉は古代ローマ時代からmemento moriという警句として使われている。
アメリカの最も優秀な大学では貧しい家庭出身の学生はたった3%しかいなかった。はたして挑戦する機会が平等といえるのかと現代哲学者のマイケル・サンデルが指摘している。
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