"あきらめないで!円錐角膜治療" 小島隆司著 を読んだ。
元岐阜赤十字病院部長の小島隆司先生が書かれた本だ。
先生は円錐角膜治療のスペシャリストだ。
円錐角膜を疑ったとき、真っ先に紹介して治療をしてもらっている。
この本は円錐角膜について最新の知見をわかりやすく解説した良書だ。
以下まとめておく。
・円錐角膜は角膜が外に飛び出してくる病気
・ほとんど遺伝と関係なく発症
・有病率は1/200~1/300
・アトピーやアレルギー、目をこする人に多い。
・角膜クロスリンキング治療で進行を止めることができる。(自費)
・カスタム角膜クロスリンキング治療で角膜の形を改善
・角膜クロスリンキングで進行を止めた症例(成功例)は90%。
・エピオンカスタムクロスリンキングは5~10分で終わる最新の治療。痛みもない。
・ハードコンタクトレンズで進行予防効果は無い。
・日本製のユーソフトという特殊ソフトコンタクトレンズが2019年発売。
・ボストンレンズ、ピギーバックなどいろいろな矯正方法がある
・角膜内リングをフェムトセカンドレーザーを用いて挿入すると角膜の形状が改善
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