当院では斜視弱視治療を積極的に行っている。
アトロピン下レフ測定の後、眼鏡治療を半年単独で行い、弱視眼の視力1.0が得られないようなら健眼遮蔽、さらにオクルパッド治療を行う。
健眼遮蔽は2-3時間行うことが多いが、見える眼を塞ぐのは幼児にはとても苦痛。
どうしてもできない子にはアトロピンペナリゼーションを行うことがある。
良い方の眼にアトロピンを点眼して、散瞳させることで強制的に弱視眼を使わせる治療だ。
いろいろな方法を用いながら10歳ぐらいまでに視力1.0を目指す。
子供は次の日本を担う大切な宝。だから全力で治療する。
コメントする