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「答えのないゲーム」を楽しむ思考技術 を読んだ

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「答えのないゲーム」を楽しむ思考技術 を読んだ

  • 2023.06.07

    "「答えのないゲーム」を楽しむ思考技術" 高松智史著 実業之日本社 を読んだ。

    第2章では、、

    童話「桃太郎」から得られる示唆は何か、答えてください。

    という設問から展開される、正解のない問いに対するアプローチの方法をわかりやすく解説していた。

    物語を3構造に分解し、(常識、知識、ファクト)にもかかわらず、(ファクト)という対比を作り、そこから示唆を導き出す。

    例:(鬼を倒すにはライオンやゴリラを仲間にしたほうが勝てる確率は高い)にもかかわらず、(サル、キジ、犬を仲間にした)のは、チームを作るにはトップより弱い、使いやすい人を選んだほうがよい

    〜〜〜〜〜〜〜〜

    第3章では、、

    「B◯条件」という交渉の方法を解説していた。

    これは相手の意見が成立するための条件を提示し、その条件を否定することで説得する方法だ。

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    具体例が豊富で、とても参考になる本だった。この著者は世界有数のコンサルティング会社、ボストンコンサルティングファームで活躍していた人物。

    実際にこの思考法を生業としていた方の書いた本は、とても深い。

    この著者の他の本も色々読んでみようと思う。

    目からウロコの良書だ。

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