眼科医と患者さんでは「手術成功」の定義が違う。
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眼科医にとって「手術成功」とは "完璧に手術をやり切った状態"だ。
患者さんにとっての「手術成功」とは"結果ー期待値"が高い状態だ。
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結果がそこそこでも、術前全く期待していなければ手術成功。(結果>>期待値)
結果が良くても、術前あまりにも期待していたら手術失敗となってしまう。(結果<期待値)
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巷で白内障手術は成功して当たり前と思われている。
期待値はとても高い。だから高い結果を出さなければ「手術成功」にならない、厳しい世界。
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こう書くと語弊があるかもしれないが、術前にあまりに高い期待値は下げる説明をすべき。
もちろん全然期待してもらえないと患者さんは手術する気がなくなってしまう。
つまるところ、適正な期待を持って手術に臨んでもらうことが大切なのだ。
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