今日はすきま時間に眼科手術学会のオンデマンド配信を看護師たちと視聴した。
日本を代表する眼科術者達の手術動画は大変参考になった。
以下走り書き。
・破嚢時の主創口閉鎖で行うハイドレーション、、、創口の直上角膜にスリットナイフでポケットを作ってハイドレーションを行うことで、眼圧を上げず閉創できる。
・マキュエイドで硝子体を可視化することは必須
・ビスコダイセクションの重要性
・残存皮質、epinuleusは粘弾性物質で"花道"に移動させる
・前房の硝子体をカットすることで核片の娩出が可能となる
・核落下は上方ならば強膜を圧迫することで戻ることがある
・主創口を広げてビスコエクストラクションをすること
・亀裂部のノッチの方向から硝子体の嵌頓がメインポートにあるか、サイドポートにあるか推測する
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合併症発生時の対応をあらためて整理することができた。
破嚢やCCCの亀裂といった合併症を幸いにしてここ数年1件も起こしていない。
(熟練の術者でも破嚢確率は0.6%程度。)
だからなかなか経験しないので、こういった学会で脳内でイメトレして復習しておく。
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