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「告白」を読んだ

院長ブログ

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「告白」を読んだ

  • 2024.04.03

    "告白" 湊かなえ著 双葉文庫 を読んだ。

    この本は、ある殺人事件について、いろんな当事者の立場から告白していくミステリーだ。

    内容についてはネタバレになるので控えるが、面白いのがすべての人の告白が少しずつ事実と異なっている点だ。

    だから何が真実なのかわからない構造になっている。

    〜〜〜〜〜〜〜〜

    でもよく考えてみると、これって日常的なことではないか。

    それぞれの立場、その時の精神状態、年齢、知能などで事実認識は変わる。

    前回のブログでも書いたが、認識によって事実がみなそれぞれに違うのであれば、本当の確固たる事実などそもそも存在しないのかもしれない。

    〜〜〜〜〜〜〜〜

    「真実はいつもひとつ」という名探偵コナンの名台詞を思い出した。

    真実は本当にいつもひとつなのか?

    スクリーンショット 2024-04-03 22.30.24.png

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