名古屋大学大学院情報学研究科の川合、金谷らの研究グループは、怒りを鎮める新たな方法を発見した。
それによると、怒りが生じたとき、
「感じたときの状況を客観的に紙に書いて、その紙を丸めてゴミ箱に捨てる、またはシュレッダーで裁断する」
すると怒りが生じる前の状態まで怒りが消失したという。
面白いことに、書いた紙を捨てなかった場合は怒りはそれほど下がらなかったという。
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怒りという形のない感情が紙に移され、それが捨てられることで感情自体も捨て去ることができるのだ。
錯覚を利用しているのだろうか、、、。ユニークな発想だ。
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アンガーマネージメントはストレスの多い現代人にとって大切だ。
怒りを溜め込まず人に聞いてもらって発散させることはよくある。
でも傾聴している側が同様に怒りや悲しみを抱いてしまい、全体としてあまり幸せにならない。
この紙に書いて捨てるという行為は誰にも迷惑がかからず、コストも時間もかからない。
画期的なアイデアだ。
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