画面サイズの変更

間違いを防止する方法論

院長ブログ

院長ブログ

間違いを防止する方法論

  • 2025.03.13

    白内障手術を決めると、、

    カルテに手術日と手術眼をDrが記載する。

    その後オペノートに転機され、カルテの表紙に左右のクリップがつけられ、手術個人表に情報が写され、、、とその情報がどんどん転記されていく。

    最終的に手術直前に手術眼の額にマーキングし、

    壁のホワイトボードに転記された患者さんの名前と手術眼の左右の文字を確認する。

    さて、これで万全だろうか??

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    リスクマネージメントを考えたとき、

    情報を転記していくほど、間違えるリスクが高まっていく。

    3%の確率で間違えるとすると、5工程を踏むと0.97⁵=0.86 つまり、14%の確率で間違えることになる。

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    私がカルテに書いた手術日と手術眼。これが1次情報。

    ・1次情報は書き写してはならない。

    ・これ以外を参照してはならない。

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    今日早速ホワイトボードに手術眼の左右を書くことをやめた。

    カルテに左右のクリップを付けることも廃止した。

    絶えず1次情報のみを参照するのだ!

    コメント(0)

  • « 前へ院長ブログ一覧

  • コメントする


    画像の中に見える文字を入力してください。

pagetop