"強い"とはどういうことだろう。
絶対的に力が大きいことだろうか?
"強い"とは"一部が壊れても容易に再生できること"だと私は考えている。
ある会社の工場が燃えたとする。
それで潰れる会社は弱い会社。
それを想定して存続させる機能を用意している会社は強い会社だ。
ではクリニックではどうだろう。
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私の知っている、とある眼科クリニック。
そこは看護師も含め職員全員が医療事務、会計業務をこなすように教育を受けていた。
職種を超えてカバーし合える職場、これは非常に強力だ。
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ある友人が言っていた。
「職種でリーダーを作っちゃだめだよ。リーダーが居なくなった瞬間に終わるから」
この発言は色んな示唆を含んでいる。
責任者を作ったほうが管理は楽。
でも1人に権限を集中させると組織全体としてはどんどん脆弱になっていく。
同様に常勤5人より非常勤10人の組織の方が強靭性がある。
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人だけではない、モノも重要。
一つの器械に依存していると、それが壊れたときすべてが止まってしまう。
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いつも、何が欠けても機能するような組織づくりを心がけねばならない。
経営者には様々な想像力が必要だ。
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